夏の芸術教育学校2021 今年は、WEB講座&中野サンプラザ会場で!

今年の夏の芸術教育学校(主催:芸術と遊び創造協会)では、WEB講座と会場講座の3講座を担当させていただくことになりました。

<WEB講座>
「もちこむもちだす 五感で楽しむ自然あそび」
自然の中で見つけたものを保育室に持ち込んだり、日々の保育を園外に持ち出したりすることで、子供たちの遊びが豊かに広がります。今回は、「身近な葉っぱあそび」をメインに様々な園での遊び事例を交えてご紹介します。

詳細は、https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02dd6gzjspn11.html

<中野サンプラザ会場講座>
「子どもと一緒に自然あそび」
長年、共に日々の保育に身近な自然あそびを取り入れてきた園の自然遊び事例を園の現場の保育者と一緒にご紹介します。(事例紹介協力園:東京都練馬区 妙福寺保育園)

また、自然物を会場に持ち込んでの、明日からできる身近な自然あそびの演習も行います。

詳細は、https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/024tde0vfgn11.html

「明日からできる自然あそびを創ろう!」
五感を通した身近な自然あそびを子供と一緒に創造してみましょう。もっと遊びこみたくなるための遊びのスイッチはどこにあるのか、一緒に楽しみながら学びあいましょう。

詳細は、https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0290nnszjbn11.html

コロナ禍で子供たちの活動が制限されている中だからこそ、当たり前にある園や園周辺環境を見直し、身近な自然遊びを通して生き生きとした保育活動を楽しみながら進めて参りましょう。

皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。

ウレシパモシリ 高橋京子

ファミリープレイデイ 稲荷山公園であそぼう!

2021年4月18日

朝まで雨実施できるか不安だった気持ちが吹っ飛んでしまった五月晴れ!

埼玉県狭山市にある稲荷山公園には6組のご家族が遊びに来てくれました。

「今日はどんな風に遊ぶのかな」とドキドキしてたら、テントウムシが来てくれたよ!

「今日はみんなでたくさん遊ぼうね!」さっちんも太陽の光を受けながら張り切っています。

「さあ!出発だあ!」カラフルシートが心地よい風に吹かれてみんなを誘ってくれているようです。

「今日一緒に遊んでくれる大きなお友達も小さなお友達もお名前教えてくださいね」

さっそくみんなで遊ぼう!!

だるまさんが転んだをしようよ!

ところが…

すみれちゃんが袋から出したのは~なんと!森のお友達!

転ぶのはだるまさんじゃなくて、くまさん、鳥さん、カエルさんだって!

「カエルさんが~♪こ~ろ~ん~だっ!」

この掛け声の時はカエルになって前に進むんだ!

みんなでくまさんになったり、鳥さんになったり、楽し~い!

たくさん笑って動いたから、今度は少しゆったりタイム

「地球に背中をつけて、お空を見上げよう」

小さなお友達は大きなお友達の上で気持ちよさそう。

あ!カラフルシートが起こしに来たよ!

「公園の中にはおもしろいものがたくさん!何が見つかるかな!?さあ出かけよう」

クスノキじいさんの木の下にはいい香りの葉っぱがたくさん。

くんくん、いいにおい~

この葉っぱ、つるつるしてる~

えっへん、すごいものみつけちゃったよ!

たんぽぽの綿毛をにぎりしめて「ふ~っ」

「こんなものみつけたよ!え~なになに~見せて~」

みんなでおでこに葉っぱをくっつけたり

気になる落ち葉の下のをほじくってみたり

気づいたらお腹が空いちゃってたよ!

ご飯の前に、みんながみつけてお散歩バックに入れていたものを見~せて

お弁当を食べた後は

けろちゃん・すみれちゃん・さっちんがお店屋さんを開いてくれたよ(コーナー遊び)

たくさんあるから、どこから回ろうか悩んじゃう!

好きな葉っぱを入れてオリジナルのにおいを持って帰れる「森のかおり屋さん」

カツラの葉っぱの上にしずくをのせて、ころころキラキラ「しずく屋さん」

竹の筒を好きなように組んで木の実のすべり台を作れる「ころころ屋さん」

のんびり木陰で絵本を読める「森の絵本屋さん」

草花でおえかき「草花クレヨン屋さん」

拾ってきたものを貼り付けるだけでステキなオリジナル作品ができちゃう

「タペストリー屋さん」

あれ、しずく屋さんでは色のお持ち帰りも

好きなお店で好きなだけ

夢中になるってこういうことかな

みんなの作品を風さんが見に来たよ

けろちゃんが絵本を読んでくれるって

 

風さんが吹いてきた、あ~今日はたくさん遊んだねえ

楽しかったねえ

風さんも一緒に集合写真

また一緒に遊ぼうね!

 

※ウレシパモシリ主催のファミリープレイデイは、次回秋の開催を予定しています。

ご案内はホームページにてご確認ください。

ウレシパカフェオンライン講座2021 第1回 昆虫大魔王の生き物相談室!

例年よりも早くツツジが見ごろを迎えて、温かい日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、ウレシパモシリ自然遊びインストラクター/ウレシパカフェ事務局の長谷川幸子です。

お待たせいたしました!
ウレシパカフェオンライン講座のご案内です。
記念すべき第1回は斉藤秀生先生による虫あそび講座です。
以下詳細をご確認いただき、是非ご参加ください。

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2020-21年あたりの昆虫大魔王活動報告
~昆虫などの小動物を活用した保育の実践~

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□子供たちにとっての小動物: 昆虫大魔王の生き物相談室! 虫に関する困ったに答えます
□近年行った「虫あそび」等の事例:虫が苦手でも明日から実践できる方法教えます
□新企画の紹介:もっと虫と仲良くなるための工夫
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【日時】5月26日(水) 17:15~18:45(90分)
※オンラインミーティングソフトZoomを使用します

【担当講師】斉藤秀生先生
*詳しいご紹介は、ウレシパモシリHP(http://ureshipa.jp/staff.php)をご覧下さい。

【参加費】1500円
【定員】20名(先着順)
【申込方法】
事前に参加申込が必要です。申込フォームよりお申込みください。
申し込みフォーム:https://ureshipa0526.peatix.com/

【お問合せ先】ureshipa.ram@gmail.com (担当:長谷川、高橋)

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【重要なお知らせ】

5月15日に開催を予定しておりました「磯あそび講座」ですが、
新型コロナウィルスによる社会的情勢を鑑み、一般公募を中止させて頂きます。ご理解のほど、お願い申し上げます。
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皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

ウレシパモシリ-保育と自然をつなぐ研究会-
事務局 長谷川幸子

ウレシパカフェ講座2021 オンラインで開催します。

桜の硬いつぼみも、日増しに暖かな陽ざしを浴びてふっくらとほころんで参りました。

皆様お元気でお過ごしですか。
新年度に向けてお忙しくお過ごしのことと思います。
今年度も皆様からのあたたかいご支援を賜りましてありがとうございました。

さて、毎年池袋で開催して参りました「ウレシパカフェ」講座にご参加を賜りありがとうございました。
昨年度は、残念ながら新型コロナウイルス感染に伴い、「ウレシパカフェ」講座を中止させていただき、ご迷惑をおかけいたしました。 改めてお詫び申し上げます。
新年度もまだまだコロナ禍が続きそうですが、子供たちの育ちはまった無しです。
ウレシパモシリと致しましても講座の再開に向けて話し合いました。

結果、各専門分野の講師の先生方と共に、多様な角度で保育の幅を広げ質を高め互いに学び合うウレシパカフェ講座を、今後はオンライン形式の講座として再開することを決意致しました。

自然あそびを通して、様々なコトやモノに出会い遊びこむほどに、たくさんの学びが生まれてきます。

私たちの命を支えてくれている地球の多様な自然の仲間たちとの出会い、
豊かな遊びから生まれる豊かな言葉や表現、関係性、多様な気づき、見方、柔軟な考え方・・・
ウレシパモシリの講師陣は、みな保育現場やフィールドでの遊び体験を通して各専門分野から子供たちのより豊かな育ちのために長年共に活動を支援してきて下さった講師の先生方です。
よりよい保育を目指して皆さまと共により実践的に学びあい語り合うオンライン講座を目指します。

2021年度のウレシパカフェオンライン講座の日程・内容は以下を予定しております。

①5月26日(水)虫あそび講座 担当講師:斉藤秀生先生

②7月28日(水)言葉あそび講座 担当講師:首藤久義先生

③9月22日(水)表現あそび講座 担当講師:平岩佐和子先生

④11月24日(水)磯あそびのお話講座 担当講師:佐藤武宏先生

⑤1月26日(水)森あそびのお話講座 担当講師:井上淳治先生

⑥3月23日(水)石・砂あそび講座 担当講師:杵島正洋先生

*各回講座時間帯:17:15~18:45 90分

*講師のご紹介は、ウレシパモシリHPをご覧下さい。

各講座の詳細は、開催日の1か月前頃に、都度、ご案内させていただきます。

ウレシパのHPでもご案内致しますが、直接ご案内を希望される方は、ウレシパモシリ事務局までお問合せください。

お問合せ先:ureshipa.ram@gmail.com  (担当:長谷川、高橋)

上記のオンライン講座以外でも、フィールドでの磯あそび講座(5月15日土)も予定しております。

引き続き皆さまのご参加を心からお待ち申し上げております。

ウレシパモシリ-保育と自然をつなぐ研究会-
主宰 高橋京子

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

お陰様で、新たな年を無事に迎えることができました。ウレシパモシリも9年目の春を迎えます。ひとえに皆様のあたたかいご支援のお陰です。

緊急事態宣言解除後からは、感染予防を徹底しながら出来るだけいつも通りの自然あそびや研修を途絶えることなく進めさせていただく機会をいただきました。

心から感謝申し上げます。

非常時にありながらも、園の先生方は変わらず、いえ例年以上安全に配慮されながらもよりよい保育を進めるために、創意工夫されながら一生懸命に取り組まれていらっしゃる保育現場の先生方の姿に触れ、心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいになりました。同時に、私自身もまだまだ頑張らなくちゃ!と励まされ、学び多き1年となりました。

昨年の自然あそび、保育研修を振り返りながらいくつか遊びをご紹介いたします。

子どもたちの大好きな石ころを園に持ち込んでさまざまな遊びを楽しみました。

積んだり並べたり、石ころアートを楽しんだり。ある園では、石ころ文字あそびや石を袋に入れて割って遊んでみたり、水に入れた石から出てきた泡を夢中で見入る子もいました。子どもたちの集中して遊び込む姿をみました。

「森のめぐみの宝箱」と名付けて、間伐した丸太をランダムに切り分けた輪切りを保育室に持ち込んでみました。子どもたちは自由に並べたり積んだり転がしたり、年輪を数えたり匂いを嗅いだり、小枝も加えて自分の家を造ったり。既製の積み木とは違って均一でなく歪な木の輪切りや小枝だからこそ、自分でも思ってもみなかった形が生まれてきたり。子どもたちの夢中になって知恵を絞り創意工夫する姿をみました。

木の輪切りを見て、「ねえ、キツツキがいるよ!」と木目の模様にイメージを膨らませる子や「木の涙!」と言って年輪の歪みを見立てていました!

石ころも木もそれ自体に力があるので、その魅力ある自然の力と子どもたちの本来持つ力と掛け合わせてみることで、想像&創造する力、創意工夫する力、遊び込む力が溢れてきます。

都内のある幼稚園では、コロナ禍だからこそ蜜を避けるために、時間差を設けて夜の幼稚園を開催されていました。

火おこしをお手伝いし、1本のマッチの小さな火が少しずつ大きく育っていく様子を楽しみました。火の匂い色、温度、音等、五感を通して子どもたちは火と出会っていました。

海や森にも出かけました。

磯の生き物を探して生き物と子どもたちの知恵比べ。採集した生き物を集めて同じ仲間に分類してみる磯の生き物活動。例年とは季節を変えて実施ししたために、今まで出会ったことがなかった珍しい磯の生き物にも出会えました。

森にも呼んでいただきました。子どもたちの木育活動や親子遠足でも。森の中でどんどん心と体が開放されていく子どもたち。どの子も時間を忘れて生き生きとそれぞれの遊びを自ら創造して遊んでいました。

コロナ禍でも一生懸命に子どもたちのよりよい育ちに向き合おうとする保育現場の先生方の姿を目の当たりにして、とても深く心打たれました。

少しでも日々の保育の中に、さまざまな形や色や感触や匂いや音等を持つ自然の教材を加えてみてください。そこから生まれてくる様々な子どもたちの姿を一緒に楽しんで参りましょう。

そして、時々は豊かな自然の中に出かけて大きく深呼吸をして風の匂いに気付いたり、大地に寝転んで大空を流れる雲の姿を追ってみましょう。そんな時間に私は元気と勇気をいただきました。自然の命はすべてつながっていて、その様々な命のつながりに支えられて生かされている自分にも気づかされました。

今年もコロナ禍がまだまだ長引きそうですが、子どもたちの力と自然の持つ力を信じて、畏敬の念を忘れずに、生きるを前に1歩ずつ進めていくために精進して参ります。

今年も皆様の健康とお幸せを心からお祈り申し上げます。

引き続き、どうぞご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 

草花クレヨン

春になるとたくさんの色が生まれてきます。
お散歩に出かける道端にひっそりと咲く草花や公園の隅っこの雑草にもじっくりと目を止めてみましょう。
小さな青い花のオオイヌノフグリ
黄色いタンポポ、
赤い小さな花をつけるカラスノエンドウ等、
いつもは通り過ぎていた小さな草花に出会うでしょう。

咲き終わる頃の花を摘んで自然からいただいて、手かごに集めてみましょう。
摘んだ花びらを指先で少しクチュクチュと揉んでみると、じゅわっと色の汁が出てきます。
ハガキやスケッチブックに、クレヨンの様にそのまま草花で直接自由に描いてみると、優しい春の色が写ります。
柔らかい雑草の葉っぱもきれいな緑色のクレヨンになります。
ツバキの木の下に落ちる赤い花びらも、拾い集めて描いてみましょう。
さて、どんな色になるかしら・・・。

春の色を自由に親子で楽しんでくださいね。
ママが輪郭を描いて、子どもたちが草花ぬりえとしてあそんでも素敵です。

色はクレヨンや絵の具やカラーペンの中にだけあるのではなく、
季節の移ろいの中で出会う様々な優しい自然の色にもぜひ楽しく出会ってみてください。

 

身近な自然とあそぼう!

子どもたちの外遊びや公園での遊具遊びが自粛されていく中で、子どもたちの小さな手にも届く身近な自然と五感を通してあそんでみませんか。

家の庭や公園、お散歩に出かける家周辺の道端の雑草の草花。どこにでも落ちている小枝や小石等、遊具がなくても親子で楽しいあそびが生まれてきます。

いつも忙しい日々の中で当たり前にあり過ぎて素通りしていた足元の小さな自然の面白さに親子で気づくことでしょう。

今は園の子どもたちや子育て中の親子さんたちと一緒に園庭や公園で一緒に遊べない分、ブログで少しずつ身近な自然あそびをご紹介していきたいと思います。

大変な状況下にありますが、こんな時だからこそ、もう一度、身近な日常の中にある多様な自然の面白さに出会いなおし、少しでも笑顔の時間を取り戻せたらと心から願います。

○シロツメグサの葉っぱ相撲

道端や公園に生えているシロツメグサを、出来るだけ長く茎を残して摘みます。
1本のシロツメグサを用意したら3人であそびます。
1本のシロツメグサの3枚の葉っぱを、一人一枚指先で持ちます。
「はっけよーい!のこった!!」の掛け声で、
そっと葉っぱを指先で引っ張りあいます。
自分の持つ葉っぱに長く茎が残った人の勝ち!

でも、自然あそびは優劣が無く、あそび方も自由です!

あそびのルールによって勝ち負けがいつでも逆転できるのが面白いですね。
短い人の勝ち! 茎がクルクル巻いている人が勝ち!
などなど、自由にルールを変えてあそんでみてください。

いつでもどこでもだれでもできる楽しいあそびです(^^)

親子のふれあいあそびにも!

たくさんある雑草ですが、あそばせてもらうことに「ありがとう!」の気持ちを持って、次のお友だちもあそべる様に、摘み取り過ぎないで残しておくことも忘れずに楽しんでくださいね。

ウレシパオープンカフェ カタツムリ講座報告

今年最後のカフェのテーマは、子どもたちの身近な生き物「カタツムリ」でした。
~カタツムリを通して子どもと生き物をつなぐプログラム~
「保育園・幼稚園でカタツムリを飼育してみよう」

講師は、ウレシパモシリの生き物博士 佐藤武宏先生。
(神奈川県立生命の星・地球博物館 専門学芸員)

カタツムリの名前の由来から始まり、カタツムリの歩くスピード、歯の数、好きな食べ物、飼育の仕方など、楽しいクイズを交えて様々な角度からカタツムリにズームIN!

実際の保育現場でカタツムリを飼育している経験のある保育者にとって、新たにカタツムリの魅力を知る時間となりました。

中でも、佐藤先生が
「なに?」の質問は、そこで終わりになってしまうが、
「なぜ?」の質問は、子どもたちの中につながっていく。

子どもたち自ら、「なぜ?」と問いかけが生まれるような日々の園生活を送れることが大事とお話されていたことが、とても保育にとって大切なことと感じました。

その出会いの場を用意するのが、保育者の役割。
日々のあそびや体験を通して、「なぜ?」という子どもの自発的な問いかけや行動を引き出す保育環境をつくっていけたらいいですね。

カタツムリも、どれも皆違っている。
生きるための知恵を持って生きている。

人間も同じ。
子どもたちの世界も、みんな違っていい! 違うからこそ面白い!!

あそびを通して、そんな気付きあいができたらと思います。

今年も、お忙しい中でたくさんの先生方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

来年も、保育現場に即した多様な講座を企画していきたいと思います。

皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

光あそび

冬になると保育室には、あたたかな日が長く射しこみます。
そんな光のあたたかさと明るさに子どもたちとより楽しく出会わせたい!

目に見えるのに、触れられない。
つかまえようとしても、つかまえられない色とりどりの影・・
乳児さんのあそびの心が高まります。

そんな自然の光あそびに魅せられて
11月には、イタリアのレッジョ・エミリア研修にも参加してきました。

いつもの自然あそびでは、天気に左右される光あそびですが、
保育室に人工光として光テーブルやプロジェクターでの投影により、
光とあそぶ環境が設定されていました。
自然光のみならず、積極的に人工光も取り入れたら、
更にあそびの幅もより多様に広がると感じてきました。

先日は都内の公園で、園の子どもたちと自然あそび。
公園では、葉っぱを落とした大きな木の影が、
くっきりと地面に浮かんでいました。


大きな白い紙を置いて、影を映して「影つかまえた!」あそび。

影が紙からはみ出したら、
「あっ!ここから影逃げたんじゃない?!」
逃げた影を探しにいく子どもたち。

やっぱり私は、自然のお日様の光あそびが大好きです!

夏の終わりに船橋市の先生方と一緒に身近な自然あそび

今夏もさまざまな地域で、幼保の先生方と一緒に身近な自然を日々の保育につなぐあそびを実践して参りました。8月下旬には、千葉県船橋市内の公立私立の先生方と、船橋市役所11階の大ホールにてあそびこみました。

遠く野山に出かけられなくても、自然の知識をたくさん知らなくても、子どもたちの豊かな感性を育み多様な子どもの世界を応援したいという保育の想いがあれば、いつでもどこでも都会でも身近な自然から、子どもたちの自ら心動かし自ら試すあそびを子どもの数だけ創出することができるでしょう。

いびつで完成された遊具ではなく、優劣の無い自然にかかわるあそびは、普段集中できない子どもたちの心も動かす姿をみてきました。

予定通りにはいかず偶然性の中で、それぞれの子どもの想いで展開されていくあそびの中で、違うことがおもしろい!ことに気付かされます。

子どもの数だけあそびが生まれてきます。

多様性と命を持つ自然の教育力への、改めての気付きの時間となりました。

草花の枯れ始めた摘み草も、優しいお花のクレヨンとなり、子どもたちはワクワクしながら自由に描き始めます。すべてが素敵な教材となりますね。

葉っぱのパラバルーン!

園庭や公園で明るいおひさまの元で行うと、キラキラ葉っぱが輝き、葉っぱのシルエットもシートの下から楽しめますね。

ウレシパ研修でも恒例のしずくあそび。

今回は、サトイモの葉っぱも持ち込んで、しずくの滑り台!

水を弾く葉っぱをそっとコップの水に入れてみると・・・

なんと、不思議!銀紙に変身!!!

水と葉っぱと花びらと。水の動きのままに心も揺れました。

最後は、色水カップで乾杯!参加者の数だけ、様々な色水が生まれます。色の順に並べてみるとそれだけでアートの世界。

船橋市役所の職員の皆様、ご参加いただきました船橋市内の先生方、ありがとうございました。