公益社団法人日本仏教保育協会様よりご縁をいただきまして、「月間仏教保育カリキュラム」2022年4月号から6月号に連載で記載いただいております。
五感で楽しむ身近な自然遊び~身近な自然を保育教育資源に活かし子供の世界に多様な出会いを!
5月号は、砂場の砂のいろいろな遊びの園事例をご紹介させていただきました。日々の保育の少しでもヒントにしていただければ幸いです。
頬に当たる春風が心地よい季節となってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、ウレシパモシリ自然遊びインストラクター/ウレシパカフェ事務局の長谷川幸子です。
早いものでウレシパカフェ・オンライン講座も今年度最終回を迎えます。
第6回「石・砂あそび講座」講師の杵島正洋先生のご都合がお悪くなり、ご登壇頂けなくなりました。
楽しみにして頂いたみなさまには大変申し訳ございません。
そこで、急遽ではありますが、ウレシパモシリ主宰の高橋京子と私、長谷川幸子が担当させて頂きます。
テーマは「石あそび」。
実際に園での石を持ち込んだ活動の事例紹介、子どもの姿や作品を写真を見ながら紹介させて頂きます。
ぜひご参加ください。お待ちしております!
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「石あそび」を取り入れた保育現場の事例紹介
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【日時】3月23日(水) 17:15~18:45(90分)
※オンラインミーティングソフトZoomを使用します
【内容】
活動事例を見て頂いた後は、ご参加のみなさまと一緒に
石を保育現場に持ち込む意味を話し合う時間も設けたいと思います。
【担当】ウレシパモシリ主宰 高橋京子/ウレシパモシリ自然あそびコーディネーター 長谷川幸子
*詳しいご紹介は、ウレシパモシリHP(http://ureshipa.jp/staff.php)をご覧下さい。
【定員】20名(先着順)
【参加費】1500円
【申込方法】
①事前に参加申込が必要です。申込フォームよりお申込みください。
申し込みフォーム:https://ureshipacafe6.peatix.com
※お申込み頂いた方には申込フォームにご記載いただいたメールアドレスに
申込完了のメールをお送りします。
②ゆうちょ口座にご送金頂くお申込み
→ureshipa.ram@gmail.com 宛に
ご住所・お名前・電話番号をお知らせください。
払込取扱票を郵送にてお送りします。
【お問合せ先】ureshipa.ram@gmail.com (担当:長谷川、高橋)
みなさまのご参加、お待ちしております。
今年度、自然遊びのゲストティーチャーでお呼びいただきました葛飾二葉幼稚園(東京都葛飾区)で、1歳児クラスのお友達と一緒に、風遊び光遊びを楽しみました。
広い園庭のどんぐり山から、1歳児さんが遊ぶのにはちょうどよい風が吹いてきました。
「かぜびゅんびゅん」の絵本の読み聞かせをしていると、どんぐり山から北風さんが遊びにきてくれました。
みんなで北風さんが連れてきてくれた北風小僧の風船に一人ひとりお顔を描いてもらい、今度は、自分達は北風小僧になって走りまわりました。
雲の合間からお日様が顔を出したので、今度はお日様と遊びました。
カラフルなお皿から覗いた世界は、どんな世界が広がって見えたのでしょうか。
いつもの園庭で、見えない風さんや暖かいお日様の光と、少しの工夫で楽しく出会い、いっぱい遊び込めました。
今年度季節を変えて、年長組さんともさまざまな水遊びや石ころ遊び、パティシエになって木の実のケーキ作り、歪な小枝だけで園庭をキャンバスにして並べたり組んだりして造形あそびを楽しみました。
いつもの水や石や木の実や小枝も、それぞれの子供たちの想いで遊びに変えると、大人が想像する以上に自由な発想で創意工夫しながら子供の数だけ集中して遊び込む姿が生まれてきました。多様な自然と遊ぶ子供たちの持つ力に圧倒されました!
感性の回路を開いていくことで、知性の回路も自ずと開かれていきますね・・・
葛飾二葉幼稚園さんでは、園庭の保育環境を創意工夫されたり、家庭では飼えないであろうポニーや豚等の動物を飼育し、園周辺に子供達が通い育てる畑や原っぱエリアを整備されて、豊かな保育環境を日常の保育にとりれて広げていかれています。
園のHPを覗いてみてください。http://www.futaba-gakuen.ac.jp
葛飾区私立幼稚園教育研究会様の自然遊び研修でも大変お世話になりました。
二葉園長先生はじめ先生方皆さま、大変お世話になりありがとうございました。
高橋京子
各位
新しい年が明けました。
みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
ウレシパモシリ自然遊びインストラクター/ウレシパカフェ事務局の長谷川幸子です。2022年初めのウレシパカフェは「とっつぁん」こと井上淳治さんによる『森あそび』のお話です。
井上さんは埼玉県飯能市で林業を営みながら、森で過ごす楽しさや木を管理することの意味を多くの人に伝える活動をされています。
幼児期の子ども達向け林業体験も実施されています!本物の木と出会った子ども達の様子や、その出合わせ方など、幼児教育のヒントとなるお話が伺えます。奮ってご参加ください!
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子どもたちに伝えたい森のこと、木のこと
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【日時】1月26日(水) 17:15~18:45(90分)
※オンラインミーティングソフトZoomを使用します。
Zoomの使い方に不安のある方は事前にお問合せください。
【内容】
森林の不思議、木の魅力について
森林はなぜ大切なの?
原体験として森を感じる、木に触れる
【担当講師】井上淳治先生
*詳しいご紹介は、ウレシパモシリHP(http://ureshipa.jp/staff.php)をご覧下さい。
【定員】20名(先着順)
【参加費】1500円
【申込方法】
①事前に参加申込が必要です。申込フォームよりお申込みください。
申し込みフォーム:https://uresipacafe2201.peatix.com
※お申込み頂いた方には申込フォームにご記載いただいたメールアドレスに
申込完了のメールをお送りします。
②ゆうちょ口座にご送金頂くお申込み
→ureshipa.ram@gmail.com 宛に
ご住所・お名前・電話番号をお知らせください。
払込取扱票を郵送にてお送りします。
【お問合せ先】ureshipa.ram@gmail.com (担当:長谷川、高橋)
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
ウレシパカフェ事務局
長谷川幸子
雲ひとつ無い晴れ渡る秋空の下、清心幼稚園(東京都練馬区)の年長さんの遠足(埼玉県狭山市)に同行しました。
ウレシパのさっちんとケロちゃんは、今回は「森の番人」になってその日の遊びのミッションを伝える役! 子どもたちはグループ毎に方位磁石を手に赤い矢印の方角に進み、森の番人からミッションを確認。
ミッションの内容は・・・
「クヌギ・コナラ・ヒノキ・スギ・エゴの木の実とその木の葉っぱ」を探しだす事。
子どもたちは、やりたい意欲と自然のモノを見極める力、互いに情報交換をしながら探し出すコミュニケーション力と集中力をフルに発揮!!
最後は、どのグループもすべてのミッションをクリア!遊びを通して自然のつながりにも気づきましたね。
先生お手製の木のメダルをもらってとっても嬉しそうでした。
先生方は、ゆっくりと子どもたちに寄り添い、子どもの発見を共に喜び、先生方同士でアイコンタクトを取りながら、子どもの安全を見守りました。
その間、指示命令禁止の言葉は一言も発せられず、心地よい空間の中で、子どもたちは自らの心を遊ばせ、頭と体もフルに動かして遊びこんでいる姿が印象的でした。
お弁当を食べた後の午後からは、
自由にそれぞれの遊びたいコーナーで遊びます。
竹のコロコロコース作りやロープ登り
ドングリ研究&自由製作
静の活動の場では、ドングリ図鑑でしらべたり、ドングリを並べて手作りの図鑑や絵本、ドングリバックを創り、自由に心遊ばせている子供たち。
斜面転がり&駆け下り
清心幼稚園ならではの遊び。急な斜面の上に寝転がり、何回も繰り返し転がり落ちる遊びが自然と始まり、どの子もとっても楽しそうに転がります。
そのうちに、斜面の上から下まで駆け下りて遊ぶ子どもたち。
どの子も転んでしまう子がいないからすごい!
足腰の力、身体のバランスがとれる身体になっているのが素晴らしい!
清心幼稚園では、毎週、年少から年長まで園の近くにある石神井公園に野外保育で出かけます。豊かな感性はもちろんのこと、身体能力も育っていると実感!それがトレーニングではない、日々の自然遊びを通して「歩く力や身体のバランス能力」が自然に身についていることに改めて気づかされた場面でした。
最後は、子供集会・振り返り グループに分かれて、今日の遊びの中で発見したこと、楽しかったこと、不思議に思ったこと、困ったこと等、なんでも自分の言葉で話しあう子供の集会。
「木の実は、どんな、何の力を使ってできているの?」 「草の種がくっついて痛くて困った」 「同じ種類のどんぐりでも同じものが一つもない!」 「どんぐりを入れたミッションケースが白く曇っているのはどうして?」 「先生のマウスシールドも曇ってる!」 「さっきまでなかった雲が出てきた!」 「太陽の位置がかわっているね」などなど・・。
いっぱい遊んで心がいっぱい動いた後、たくさんの言葉が溢れてきましたね。
清心幼稚園では、園の先生方一丸となって「自ら感じて考えて行動できる子ども主体の保育」を目指されてきました。
その育ちの姿を、今回の遠足の中で子どもたちの姿から、改めて感じ学ばせていただきました。
子供たちの未来に幸多かれと心から祈っています!
kero
秋晴れの稲荷山公園にはファミリープレイデイ秋にご参加のみなさまが一同揃っています。今日はどんな秋と出会えるかな!さあ、出発~!
大きなコナラじいさんの木の周りで体を動かして、心をほぐして。
あれ!?コナラじいさんの後ろから出てきたのは、くまの「くーちゃん」と「まーちゃん」まめちゃんのお友達なんだって!
「みんな、こんにちは!ぼくたち、コナラじいさんからお手紙を預かって来たんだ」
まめちゃんが読んでくれたお手紙にはコナラじいさんがプレゼントを用意して待っていてくれたことが書かれていました。
そして、くーちゃん・まーちゃんが大きな袋を届けてくれて…
中には色とりどりの【お散歩バック】と自然と出会うきっかけをみつけてくれる【ビンゴカード】が入っていました!
さあ、お散歩バックを肩からかけて、ビンゴカードを首から下げて、秋をたくさんみつけるお散歩に出かけよう!コナラじいさんが教えてくれたように手や耳・目・鼻をたくさん使ってね!
たくさんた~くさんの自然と出会って、午後はお散歩バックに入れて集めた秋の自然を使った遊びを楽しむよ。
すみれちゃんは森のカップケーキ屋さん、さっちんはかんむり屋さん、まめちゃんはどんぐりコースター屋さんをオープン!
ぽかぽか温かな日差しの下、思いっきり遊んだら、最後はけろちゃんが優しい声でお話をしてくれたよ。
あ~楽しかったね!
秋の自然ってこんなにたくさんの色や形、においや感触が楽しめるんだね!
また遊ぼうね!
報告者 さっちんこと 長谷川幸子
秋の高く青い空が美しい季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、ウレシパモシリ自然遊びインストラクター/ウレシパカフェ事務局の長谷川幸子です。
いよいよ11月のウレシパカフェは毎回司会をご担当頂いている神奈川県立生命の星・地球博物館の佐藤武宏先生による「磯あそび」です。
磯で子ども達と接する佐藤先生は海とそこに生きる生物への愛情に溢れ、そこに興味をもつ子ども達に穏やかな口調で、子ども達の目を見ながらゆっくりとお話して下さる姿が印象的な方です。
保育のフィールドとして磯に興味がある方も、磯に行く機会が少ない方も、佐藤先生のお話の中には保育と自然をつなぐヒントがたくさんありますので、ぜひご参加ください。
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磯の生きもの観察
〜海へ行く前・行った後をどう活かすか〜
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【日時】11月24日(水) 17:15~18:45(90分)
※オンラインミーティングソフトZoomを使用します。
Zoomの使い方に不安のある方は事前にお問合せください。
【内容】
身近な環境を利用して自然学習や自然観察を教育・保育に取り入れている幼稚園・保育園でも、海や山へ出かけていくのは1年にそう何度もない一大イベントです。一日がかりで野外へ出かけて自然にふれ合い、自然から多くのことを学ぶのはとても素晴らしい機会ですが、せっかくのこの機会をさらに有効に活かしてみたいと思いませんか? 今回のウレシパカフェでは、和田愛児園(神奈川県横浜市保土ヶ谷区)で実施した磯の生きもの観察会と、その事前学習会、事後のまとめについて事例報告します。
【担当講師】佐藤武宏先生
*詳しいご紹介は、ウレシパモシリHP(http://ureshipa.jp/staff.php)をご覧下さい。
【定員】20名(先着順)
【参加費】1500円
【申込方法】
①事前に参加申込が必要です。申込フォームよりお申込みください。
申し込みフォーム:https://uresipacafe2111.peatix.com
※お申込み頂いた方には申込フォームにご記載いただいたメールアドレスに
申込完了のメールをお送りします。
②ゆうちょ口座にご送金頂くお申込み
→ureshipa.ram@gmail.com 宛に
ご住所・お名前・電話番号をお知らせください。
払込取扱票を郵送にてお送りします。
【お問合せ先】ureshipa.ram@gmail.com (担当:長谷川、高橋)
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
ウレシパカフェ事務局
長谷川幸子
埼玉県飯能市の森に子供たちの元気な声が響き渡ったさわやかな秋晴れの一日。
あけぼの保育園・あけぼの第2保育園(埼玉県戸田市)の年長さんの子供たちが森の手入れのために、みんなで力を合わせて木を伐る体験を行いました。
森を元気にするために必要な森のお手入れ。そのために伐り出す木を探すところから始まりました。
林業の専門家、木楽里のとっつぁんと俊太郎さんにご指導いただきながら、安全に木を倒す方向を確認し、ロープワークにもチャレンジ!
本物の工具であるノコギリでドキドキしながらも、順番に切り込みを入れていきます。
最後は、みんなでロープを引き、木が倒れる瞬間の森に響く音、匂い、空気を全身で体感しました。
切り倒したからこそ出会う瑞々しい切り株の年輪、ヒノキの香り、木のてっぺんの葉っぱや木の実・・。森の中で子供たちの五感力がぐんぐん開いていきます!
木を伐る順番を待っている間には、足元に生えている森の草花の中のお気に入りを探して、森の冠や森のメダルを創りました。どの子もとっても個性豊かで素敵な冠とメダルが完成!
お弁当を食べた後は、以前、この森で伐り倒した間伐材で作った小さな椅子を森に持ち込んで、木陰で『どうぞのいす』の読み聞かせ。
みんなで伐った木が、今度はどんな木の製品になってみんなの生活に還っていくのでしょうか・・・。
お家に帰ったら、木でできている物を探してみてくださいね。
あけぼの保育園では、保育カリキュラムの中に、「木育」を取り入れて年間通して森と保育とつなぐ活動を長年に渡り進められています。
都会の街中の保育環境の中でも、子供たちの豊かな育ちのために、森のめぐみといかに出会わせてあげられるか・・・よりよい保育への熱心な想いを改めて感じた一日でした。
お疲れ様でした!
また、森で一緒に遊びましょうね。