短く切った丸太、木の輪切り、どんぐり、松ぼっくり赤い木の実などたくさんの自然の素材を持ち込んでいろんなことをして遊びました。
それぞれの素材を何に使うかは遊びを進めるうちにわかってきます。
まずは園庭で自分のお気に入りの木を決めてその感触を確かめます。触っていると、冷たいとか、ざらざらしてるとか色々な言葉が聞こえます。
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園庭の土の上に落ちている葉っぱを拾い上げると霜がついていました。落ち葉の周りに沿って氷のしずくがきれいに並んでいます。
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感性が十分に開いたところで、次は知恵と体を使った競争遊びをしました。3チームに別れて短く切った色々な長さや太さの丸太の中から自由に選んで、積み上げていきます。一番高く積み上げたチームが勝ちです。
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土台となる一番下に何を置けばいいのか。チームで相談しました。「太いのがいいんじゃない。」「できるだけ長いのがいいよ。」「平らなものはないかな?」
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「なんか崩れそうだけどこの棒を立てられないかな?」じっくりバランスを取りながらなんとか倒れないように積む方法を集中して考えます。
形が決まった既成のものではない自然のものだから感覚も知性もフル稼働させる必要があります。自然とみんなの応援の声が聞こえてきます。
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次はクリスマスにふさわしい遊びの始まりです。園で用意してもらった白樺の木の輪切りをスポンジケーキ(ダンボールで作ったオーブンで焼き上げてあります)に見立ててきのみのケーキを作ります。他に木粉粘土、どんぐり、赤い木の実、松ぼっくりなど。園庭に生えている草木も使います。
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思い思いの材料を粘土の上に並べていきます。みんなパテシエになりきって自分の好きなケーキを集中して作り上げていきます。
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出来上がったきのみのケーキたち。どれも美味しそう。一つも同じものはありません。お皿に乗せて紙も敷きました。
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クリスマスパーティーの開催です。全員でクリスマスの歌を歌い、あか・あお・きいろ三原色の色水のジュースで乾杯しました。
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乾杯といっても飲むわけではありません。お互いのカップに色水を入れ合います。あーら不思議。色が変わって違う色になりました。別のお友達と混ぜるとまた違った色になります。それぞれが個性のある素敵な色になりました。
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気温は低かったけど、風もなく日差しが暖かかったです。心も体もホカホカになるたのしい活動になりました。
【森のカメラマン】