第66回栃木県幼稚園教育研究大会第5分科会「自然とかかわる遊び」研修の会場は、宇都宮市にある道の駅ろまんちっく村。
猛暑の一日でしたが、村内にある「みのりの森」に一歩足を踏み入れるとそこは心癒される避暑地。
セミの鳴き声を聞きながら、しばらく目を閉じて瞑想の時間。人間中心の暮らしから離れて森にお邪魔させていただくと、自然への謙虚な気持ちをちょっと取り戻せます。
森の自然と仲良くなるためには図鑑で知識を得るよりも、まずは五感を通してさまざまな自然の姿と出会いなおすことを大切にしています。
この日も五感カードをグループ毎に引いて、そのカードの情報のモノをグループで探していただきました。
こんなにも色や形、感触、匂いを森で探した経験は無いのではないでしょうか。
研修室に戻り探し集めたモノが何かをグループごとに当てっこしてあそびました。
なんと、こんな生き物も一緒にきてくれて、
五感のどのカードからの出会いでしたでしょうか(笑)
みんなでご挨拶をした後、すぐに森へ還してあげました。
みんなで見つけた葉っぱから
いつもの葉っぱじゃんけん、葉っぱの背比べであそびました。
午後からは、しずく遊び。
サトイモの大きな葉っぱも持ち込んで
しずくとたくさん戯れました。
小さなしずくと遊んだ後は、
大きな水と遊びます。
夏の光を浴びて水と花びらとキラキラと美しい世界を楽しみながら、
水を治めるワクワクドキドキのあそびとなります。
歓声が一気にあがります。
すべて日々の保育の中で出来るあそびと気づけば、
明日からでもすぐに子どもたちのあそび心を足しながら
更に子どもの数だけ遊びは広がっていくでしょう。
最後は、各園でのあそびの事例をグループごとにシェアしながら、
自然あそびの事例を共有しあいました。
猛暑の一日でしたが、笑顔と意欲溢れる先生方との出会いに心から感謝でいっぱいです。
自然あそびは特別なものではなく、日々の保育の中から子どもたちの感性から開いていくものと改めて感じました。
最後は、センス・オブ・ワンダーの一節をご紹介いたしました。
この度のコーディネーターの理事長先生、事務局運営の先生方、
そして、下見に親身にお付き合いいただきましたろまんちっく村のスタッフさま。
大変お世話になりまして、ありがとうございました!
今度は家族でのんびりと温泉にあそびに行かせていただきます(^^)