今夏もさまざまな地域で、幼保の先生方と一緒に身近な自然を日々の保育につなぐあそびを実践して参りました。8月下旬には、千葉県船橋市内の公立私立の先生方と、船橋市役所11階の大ホールにてあそびこみました。
遠く野山に出かけられなくても、自然の知識をたくさん知らなくても、子どもたちの豊かな感性を育み多様な子どもの世界を応援したいという保育の想いがあれば、いつでもどこでも都会でも身近な自然から、子どもたちの自ら心動かし自ら試すあそびを子どもの数だけ創出することができるでしょう。
いびつで完成された遊具ではなく、優劣の無い自然にかかわるあそびは、普段集中できない子どもたちの心も動かす姿をみてきました。
予定通りにはいかず偶然性の中で、それぞれの子どもの想いで展開されていくあそびの中で、違うことがおもしろい!ことに気付かされます。
子どもの数だけあそびが生まれてきます。
多様性と命を持つ自然の教育力への、改めての気付きの時間となりました。
草花の枯れ始めた摘み草も、優しいお花のクレヨンとなり、子どもたちはワクワクしながら自由に描き始めます。すべてが素敵な教材となりますね。
葉っぱのパラバルーン!
園庭や公園で明るいおひさまの元で行うと、キラキラ葉っぱが輝き、葉っぱのシルエットもシートの下から楽しめますね。
ウレシパ研修でも恒例のしずくあそび。
今回は、サトイモの葉っぱも持ち込んで、しずくの滑り台!
水を弾く葉っぱをそっとコップの水に入れてみると・・・
なんと、不思議!銀紙に変身!!!
水と葉っぱと花びらと。水の動きのままに心も揺れました。
最後は、色水カップで乾杯!参加者の数だけ、様々な色水が生まれます。色の順に並べてみるとそれだけでアートの世界。
船橋市役所の職員の皆様、ご参加いただきました船橋市内の先生方、ありがとうございました。