冬の晴れた日。お部屋にはおひさまの光が長く射しこみます。
寒い季節だからこそ、おひさまの明るさとあたたかさとたっぷりとあそびたいですね。
2歳児クラスの子どもたちとおひさまのひかりとたっぷりとあそびました。
昨年も皆様からのあたたかいご支援を頂きまして、心から感謝申し上げます。
昨年は、関東圏外からもお呼びいただき、石川県、富山県、新潟県、広島県の幼保の先生方と身近な自然を日々の保育につなぐ自然あそびをご一緒に楽しみ学びあう場をいただきました。
昨年暮れには、広島県自然保育認証制度の認定を受けられました学校法人法輪学園様よりお声がけいただき、園に隣接する冒険の森をより日々の保育に取り入れるための自然あそび研修をお手伝いさせていただきました。
法輪学園様の幼稚園保育園認定こども園あわせて90名程の先生方と冒険の森に登り、自然にご挨拶をしてから、目を瞑り自然の音に心を傾けました。
グループ毎に秘密の指令書にあるモノを探して園に戻りました。
ホールでは、グループ毎に探したモノを展示して、どんなテーマの自然物を見つけてきたかを当てっこしシェアしました。赤・黄色・黒・〇・💛・ふわふわ・ザラザラ・いいにおい等・・・
なるほど!と思えるようなモノがたくさんあり、先生方から歓声があがりました。
普段は、当たり前にあり過ぎて手にすることも無い自然の葉っぱや実、枝等、改めて五感を通して出会いなおしたあそびとなりました。
すべてがあそびの宝物となりますね。
お気に入りの葉っぱを選んで葉っぱじゃんけんをしたり、じゃんけんで負けても葉っぱの背比べで復活したり、一枚一枚並べてみると葉っぱの形や色の違いの美しさに出会ったり・・。自然の名前を知らなくても、出会って感じて遊び込めます。
葉っぱ一枚でも、こんなに楽しく遊べることに先生が気づいてくだされば、子どもたちのあそびもより広がっていきますね。
午後からは、集めた小枝でマイツリー作りや木の実のケーキを作ってあそびました。
自然のモノは、どれ一つとっても同じモノが無いから、あそびから生まれた作品はとても個性豊かで、どれも優劣をつけることができません。みな違うからこそ楽しくて美しいのだと改めて気づけば、子どもの世界の多様性ももっともっと大切に見守り育んでいけたらハッピーですね。
新しい年を迎え、改めて「みんな違ってみんないい」の子どもたち一人ひとりの多様な育ちに寄り添い応援していくために、身近な自然を日々の保育に取り入れて、保育の中からあそびを通して開いていくお手伝いができたら幸いです。
今年もどうぞ宜しくご支援の程お願い申し上げます。
最後になりましたが、学校法人法輪学園の皆様、大変お世話になりましてありがとうございました。先生方皆様のあたたかい笑顔に励まされました1日となりました。